フェリシモ「コレクション」
いろいろな場所にいる猫探しの旅日記です。
生きているネコと言うより、動かないネコ、動けないネコが、主人公です。
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あいつは、赤猫みたい?

大分県人を言い表す言葉に、赤猫根性というのがあるそうです。大分県人と言うより、臼杵方面の人なのかもしれません。いやいやもっと地区限定かもしれません。赤猫根性とは、「ずる賢くて計算高く、偏狭、ケチでがめつい」と、お世辞にもあまり良い意味ではないようです。

これは、恩知らずの猫から来ているようで、臼杵の人は猫みたいだったのかもしれません。「赤」は、赤色の赤ではなく、軽蔑・嫌悪・憎悪の情を強調する意味(接頭辞)での「あか」。それが、いつの間にか、赤になったそうです。

臼杵は、もともと大友氏の領土でしたが、豊臣時代には太田氏、そして江戸時代、稲葉氏が治める時代と当主が替わりました。

稲葉氏は楽市楽座 の生まれた地、尾張から移動させられたため、地域に根付いた商売では無い方法で販路を拡大したのだと思います。元禄文化が花開いた頃、商売の中心が取って 代わられたと言うことなのでしょう。これまで地元の商人が何かと面倒を見、せっかく手助けしたのに、気がつけば商圏が奪われた=恩知らず=猫みたい。

 色々な、情報を見ると、こんな背景があったのではと思いました。本当のことは分かりませんが。今では、そんな背景を無視して、お祭りにまでなっています。やっぱり、赤猫根性なのでしょうね。

福良天満宮
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 福良赤猫社
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